韓国旅行記2
− 韓国車事情 −

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 今回はイベントでなく、旅の途中に気づいた韓国の車交通事情についてのお話

 まず乗用車。見たところ、日本の車より一回り小さい。デザインの根本が日本とは違う様。なんとなくぽっちゃりしているというのか、上方向にかさがある様にみえる。小さく見えただけなのが実際に小さいのかは不明。ソウルでも駐車場の問題とかがあり、長さが問題になってるのだ、多分。

 さて、今回の旅では現地の人がいるので、バスを多用した。
バスというのはシャトルバスとかそういうのでない限り、大体路線が多く、一つ間違えば全然違う土地に行ってしまう旅行者にとっては危険な乗り物なのである。しかし今回は現地の人間がいるからシステムその他が解らなくても後についていてけば大丈夫だから、というより、MFがバス停に向かって歩くのでそれについていったというのが正しい。
 バス代は全部MFが払ってくれた。乗る時に日本と同じような料金箱の中に入れる。ワンマンバスである(今日びワンマン以外のバスの方がめずらしいが)。そして短距離のが多いのか運賃は固定との事。日本でも都内は同じシステム(だったはず)なので、路線とそのバス番号を覚えれば一人でも乗れるようになるかもしれない。
 そして日本のバスと違うところ。かなり驚いたのだが、時刻表が無い。
 MFに導かれて着いた所にはたしかにバスの停留所らしき標識がある。しかしその標識と、道路に描かれたバス停車位置の線。日本のバス停にはつきものの時刻表がないのだ。
 まぁ、日本のバスでも道路事情で停車時刻などほとんど決まっていないから、時刻表があってもしょうがないかもしれないが、それでも目安の時間があるとたのもしいのだ。しかし、こちらのバス停には無かった。もしかしたら、どこかに”このバスは**分に一本の間隔で運行”とかいう記号か何かがあったかもしれない。もしくはソウルに走っている全てのバスの運行間隔が決まっているのか。
 何にせよ、目的のルート番号をフロントにつけたバスをひたすら待つというのがソウル流らしい。
 しかし、一個所以外はほとんど待たずにバスが来たので、時刻表の必要が無いほど頻繁にバスが走っているのかもしれない。もしくは私が気づかないどこかに時刻表があったか(笑)
 そしてもう一つ日本とは違うところ。運転がすごい乱暴。
 本気で乱暴。バスには何回か乗ったけど、実に全てのバス運転手が乱暴な運転をするのである。日本でこんな運転をしたら苦情が来て即刻クビになるような運転。急ブレーキ、急発進、スピードをあまり落とさない左右折。吊革につかまっていないと絶対倒れる。断言してもいい。
 乱暴な運転に特別な文化的意味は無いと思うので、残念ながらこれは単なる乱暴運転だと思われる。もしくはこの程度の運転では韓国の人はどうとも思わないのか。慣れているのか。謎である。

 で、最後にタクシー。これは使う事はなかったが、MFが説明してくれた所によると、タクシーの運転手の中にはちょっとヤバイ所にお勤めな人あがりの人がいるらしい。これは多分日本でも同様。そしてもう一種類、海外観光客向けに英語とかが話せる運転手によるタクシー会社があるらしい。もちろん割高らしい。
 MFは、あれ高いよ、と言っていたが、私は少々高くても緊張の度合いが少ないそちらのタクシーがいい。乗ってないけど。


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