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★『世界の日本人ジョーク集』早坂隆著、中公新書クラレ202 まえがき 第１章　ハイテク国家像　−クルマからアイボまで 第２章　お金持ちの国　−バブルそして崩壊へ 第３章　勤勉な人々　−会社人間・カロウシ 第４章　日本人的アイデンティティ　−集団行動・笑わないなど 第５章　神秘の国ニッポン　−風習・宗教・衣食住など 第６章　歴史・政治・外交　−アメリカ＆中国との関係 第７章　世界で活躍する日本人アスリートたち　−スモウからイチローまで 第８章　新たなるニッポン像　−世界を席巻する日本のマンガ＆アニメ あとがき

　日本を含め色々な国の人は自分以外の色々な国に対してイメージを持っている。それを色々と組み合わせると本書で紹介しているようなジョークになる。もちろん＊＊人は＊＊＊だ、なんてのが必ずしも当てはまるわけではないが、そういう話が出て来る事はその国の人がそんな傾向をもっているからになる（とはいえ日本人はみんなちょんまげを結っているというのはさすがに違うが・・・）
　自分が今までに聞いたことのある話だと、
「アメリカで給料をもらい、イギリスの住宅に住み、中国人のコックを雇い、日本人を妻にする事」
が最高の生活という話。ただ、本書では前述の様に紹介されているが、自分が聞いたときはイギリスとアメリカが逆だった。今はイギリス弱いかな。日本人妻がいいものかどうかも今となっては謎だが。

　なんにせよそんなジョークが多数紹介されているのが本書。本書の最後に引用されている言葉を引用すると

　「冗談は、しばしば真実を伝える手段として役立つ」

　という事ですかね。

2006/06/03（Sat)