なかなか変わったところで、読売新聞社の社会部が著者。なんでも読売新聞で弁護士に関しての連載を始めたら悪い弁護士にあたった人の話とかいい弁護士に出会うにはどうしたらいいかなどの投書が多数あったらしい。
少年犯罪から医療事故まで色々なケースの訴訟とそれに関わった弁護士の話を通じて、弁護士の世界の不充分な点などを色々と語った本であります。弁護士に関しても色々と規制があるらしくその規制も良い面悪い面ありで。
それと都会ならいいけど、田舎のほうに行くと弁護士と言うのも大変らしい。それこそ生活が大変な弁護士というのもいるとの事。で、法治主義の恩恵を受けられる度合いの地域格差が結構大きいという話も初耳。
なるべくなら弁護士が必要な状況にはなりたくないけど、長い人生何があるかわからない。弁護士の知識（法律じゃなくてね）を知っておいて損は無いだろう。何かに巻き込まれ人生の岐路にたった時、の味方を選ぶ方法を勉強するために一読を薦める本です。
とりあえず専門分野がある弁護士というのがいるのは覚えておいたほうがよい。