−−−★★『イヌ・ネコ・ネズミ』戸川幸夫著 中公新書1036


 なんだかんだ言って人間にとって一番身近な哺乳類。それらがどのようにして今まで人間と関わってきたか、それについてのエピソードや小話を中心にまとめ上げた本。目次を抜き出して見ると

犬はいつから犬になったか?

喋る犬、歌う犬

犬も自殺する

犬も笑うか?

犬は言葉がわかるのか?

犬のお伊勢参り

生みの親か育ての親か

犬も幽霊は怖い?

ネコはなぜ猫と呼ばれたか

ミイラは語る−猫はどうして全世界に広がった?

猫の蚤取り屋

化け猫噺

猫の珍話

鼠と嫁さま

弾正鼠と治郎吉鼠

ペストを防いだ鼠

家鼠盛衰記

鼠の珍話

という感じ。鼠と嫁様の所で、「秋茄子は嫁に食わすな」の語源の説の一つが説明されています。


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