『「水」戦争の世紀』モード・バーロウ、トニー・クラーク著、鈴木主税訳、集英社新書0218


 なんか読んでいて、外国の強烈な環境保護団体の論理展開に似てるなーと思っていたら、著者は外人だった。多分そっち系統の本。言っている事がちと極端。水が売られているという事で、それに対しての警鐘を鳴らすという感じではある。

 最近のニュースでミネラルウォーターに注射器などで毒物を混入するという事件が起こったが、こんな感じの人の極端側に位置する人がやった事なんだろうな、と思った。

章題

1.淡水資源危機
1−1.非常警報
1−2.地球が危ない
1−3.渇きによる死

2.政治の策略
2−4.すべてが売り物
2−5.グローバルな水道王たち
2−6.水カルテルの出現
2−7.グローバルな結びつき

3.進むべき道
3−8.反撃
3−9.立脚点
3−10.前進するために

2003/12/12(Sat.)


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