出版が１年以上前。既に状況が変わっている話もあれば、変わっていない話もあると思われる。買った当時は中国の事を色々知りたいと思ったが、きっと知る為には移り変わっていく中国をその時その時に見て、替わるものと替わらなかったものを肌で感じていないとわからないのだろう。
　著者は英ファイナンシャルタイムスなどのコラムニスト。その立場から見た中国の姿が書かれている。もちろんジャーナリストなので労働者市場でインタビューとかしたりしてもいる。とはいえ、この時代というピンで留めた時でもすべての面での中国は見れていないだろう。
　この本ではすべてはもちろん見れていないと思うが少なくとも色々な面での情報は含まれている。情報仕入れ続けないとね。