−−−−★『ベジタリアンの健康学』蒲原聖司著、丸善ライブラリー284


 ベジタリアンと一口に言っても、全ての動物性食品を避けるビーガン、乳製品はOKのラクトベジタリアン、卵関係(乳製品は駄目)はOKのオボベジタリアン、乳製品と卵がOKのラクトオボベジタリアン、魚介類はOKのペスコベジタリアン・・・・等、いろんなベジタリアンがいるらしい。鳥肉OKのベジタリアンもいるらしいが、そこまで認めたら、****ベジタリアンと言う事でほとんどの人がベジタリアンになるのではないかという気がする。

 で、この本の趣旨は何かと言うと、そんな色んなベジタリアンが成長に必要な栄養素を取るためには、どのような食べ物を取る必要があるかを詳しく説明した本。栄養学ですな。先の厳格なベジタリアンだとやはり栄養学的な障害もあるらしく、そんな時にはサプリメントを取るらしい。まぁ、でも世の中にはイモだけで生活していると言う原住民もあるらしいから、体質でどうにかなる部分もあるのだろう。

 という事で、ベジタリアンは(この本でなくても類似の本は)一読しておいた方が言いと思う。ベジタリアンでなくても栄養のバランスを考えるのにはいいのではないでしょうか。


章題


1.今、なぜベジタリアンなのか

2.健康の維持増進とベジタリアンフード

3.ベジタリアンフードの栄養素

4.植物性食品とファイトケミカル

5.アメリカの三つのベジタリアニズム

6.日本人とベジタリアンフード

2003/08/17(Sun)


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