具体的に言うと、メインはやはりチーズの種類の紹介。そしてそれと同時にそのチーズの発祥のエピソードや作り方（作られている地方の気候）の紹介。

　さすがに名称と特性は覚えきることは不可能ですが、そういう風にして作られるチーズもあるのか、という部分は記憶に残ったと思われます。

　あと、新鮮だったのはチーズと果物を一緒に食べるという事。クラッカーとか人参スティックとかの野菜と食べた事はあるけど、果物と一緒に食べたという記憶がなかったので、ちょっと驚いた。しかし果物って水分多そうだけど、チーズと合うのかな？　うーん、ワインとの相性がいいぐらいだから大丈夫か。チーズが健康食だという話も初めて聞いた気がする。うん。

　しかし、近くにナチュラルチーズを売っているところがないし、この本の蘊蓄を使用できるチャンスは当分先になりそうですな（爆）。と思っていたらＷ杯のせいでフランスチーズが最近良く売られている。いいことだ。

　で、聞いた話によると、チーズの消費量は伸びているが、最近はプロセスチーズ（色々な処理して保存性その他を高めたチーズ）が伸びていて、ナチュラルチーズは頭打ちになっているそうな。まあ。ナチュラルチーズってしょっぱいし、チーズのみで食べるならプロセスチーズの方がいいと思う、多分。