★★『コンプレックス』河合隼雄著、岩波新書(青版)808


 表紙のおりこみに書いてありますが、「コンプレックス」という言葉は日常的に使用されますが、この本で語られているのは、精神病理学上のそれ。

 実は数年前読み始めて、ちょっと進んだところで挫折した本だったのですが、今回は結構すんなり読めた。人生経験つんだと言う事かな(笑)。

 焦点は自我と意識と無意識、と夢(少しだけ)。久しぶりに精神病理学関係の本読んだけど、やっぱり人間の心は難しいですね。

 なんか人によって根本コンプレックスは違うのかな?という感想を持った。フロイトはエディプスコンプレックスで、アドラーは劣等感コンプレックスだったと。ユングは何だったんだろう?そして自分は?知らん。

章題

1.コンプレックスとは何か

2.もう一人の私

3.コンプレックスの現象

4.コンプレックスの解消

5.夢とコンプレックス

6.コンプレックスと元型

2003/03/30(Sun)


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