−−−−★『おかねの話』 鈴木武雄著 岩波新書(青版)662


 『金』と同じ時期に出版されたと思われる。こちらは”きん”でなく”おかね”。もちろん”きん”と”おかね”は切っても切れない関係なのでそれについての話も出てくるが、こちらはお金と言う物がどうして出てきたのか、それの発展(?)などを踏まえて説明して、経済学まで発展していく。章題を抜き出すと、

1.ニセ札の経済学

2.一円玉の悲喜劇

3.百円玉異変

4.金と銀を巡る最近の問題

5.戦後わが国における通貨措置

6.デノミネーションとその問題

てな感じ。読み物的にも読めてよろしい。


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