−−−−−『心の風物詩』 島崎敏樹著 岩波新書(青版)475


 エッセイ。まぁ、普通の感激するわけではないが、悪くないエッセイ。

 ちょっと心に残っている部分があった。一つのエッセイの中で、昔は世襲を跡目に譲ると急激に老けてしまう事が多々あったとか。それ以外でも、将来の自分の姿というのが描けないと段々人間と言うのは老けていってしまうという。逆に年齢はいっていても前に進む何かを持っていると若若しくいられる、と。

エッセイ題

文字でかく絵
気にかかる服装のはなし
天地無用
注意の裂目
都会の大地
まぼろしの観光旅行
休息に奉仕する時代
前を見ない若ものたち
若さと芸
女性と仲よし
真昼の海
声を一つに
本ものの芸術家
死の世界
かわいた世界
連帯感
意識のたそがれ
鈍行列車にのるために
女性とメガネ
テレビとレンズ
一方交通
空中戦と交通戦
原始と現代
格子のついた牢獄

あとがき

2003/10/12(Sun)


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