−★★★★『法律』 末川博著 岩波新書(青版)428


 ★四つ。なかなか出てこないレベルの本だが、これはこの本に書いてあった事に感銘を受けたからである。正確な文章は覚えていないのだが、概要は「世の中が皆良い人で問題が起こらないなら法律なんて要らない、多くの人が健全に暮らすために法律がうまれてきた」という事。日本でも暴力団新法(だっけ?)とかが出来ましたけど、あれは法律をかいくぐって悪いことをする人が出てきたから発生した法律ですね。という事は法律で決められている事が多いほどその社会にいる人はぎすぎすしているという事でしょうか(笑)。
 インターネットとか新しい技術が出てくるとそれで悪いことする人絶対出てくるしそれに関しての法整備が急務ですね。

 で、そのような考えに基づいて下の章題にあるようなことが述べられていく本です。弁護士や裁判官や検事を目指している方には是非とも読んで欲しい本です、ってこれ以上の本をたくさん読んでいる人ばかりだと思いますが。

1.人間の生活と法律

2.経済と政治と法律

3.法律の成り立ちと法律の系統

4.社会の動きと法律の移り変わり

5.法律の実践


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