★★★『やさしさの精神病理』 大平健著 岩波新書409
最近の若者達が望む”やさしい”関係。人と付き合うと傷つく恐れがある。だから近づき過ぎない。けど一人だと寂しいから離れたくもない。著者の診療室に訪れたそんな若者達の事を書いた本である。
私の思うに何かに恐れている気がする。多分「孤独」に。近づき過ぎないのもその反動が怖いからなのか？96/4月頃朝日新聞の家庭欄で「やさしさ世代の若者達」という連載があったのでこれも参考にするといいかもしれません。今の若者達を見る目が少し変わるかもしれません（俺も若者だけど、と96/6月現在思う（笑））。
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