★『回転寿司の経済学』渡辺米英、ベスト新書47

　なんでも回転寿司は今ブームで経営的にもいいらしい。
そしてなぜ回転寿司がこんなにブームになっているのかの謎をさぐって、これから出店しようと思っている人への情報となるような本。

　感想から述べてしまうと、”読まなきゃ良かった”。何故かと言うと、これを読んでから回転寿司やに入ったのだが、変に品物単価がどうのこうの回転率がどうのこうのという事が頭に浮かんでしまい、純粋に美味しい寿司を食べるという事が出来なくなってしまったから。ネタ見ても、あぁ、これは単価を安くするためにうんぬんかんぬん、という事を思い浮かべてしまう。私みたいな消費者は単純に安くて美味しければ良いのだ。深く考える必要はない。

　まぁ、でもこの本で紹介されていた高級回転寿司屋には行ってみたくなった。

　つまらない本ではなかったので一応★（星一つ）ぐらいの評価。

　最近つけることにした章題紹介

序章　なぜ今、「回転寿司」が元気なのか
１．世界中が待ち望んだ「コワくない寿司屋」
２．成熟市場を彩る「回る寿司」の百花繚乱
３．安さのウラには涙ぐましい努力が
４．回転寿司が美味しくて楽しいワケ
５．徹底検証・回転寿司はおいしいビジネスか？
終章　「美味しくて安い回転寿司」の行方

2002/10/05(Sat)