★★『クラウド・コンピューティング』西田宗千佳著、朝日新書154

はじめに 「世界に5台しかコンピューターがない」世界
第1章 サービス化 ソフトがネットへ溶けていく
第2章 ボーダーレス化 「iPhone」の革命
第3章 オンライン化 すべてがネット(雲)の向こうに
第4章 クラウド・コンピューティングという「現象」
第5章 クラウドの課題と未来


 最近また出てきたIT用語。大体においてこの手の新用語な本はその言葉の絶賛本なのだが、結構この本は冷静だった。
 そんな用語が出てきた背景、時代の移り変わり(主に通信回線)などと共に発展していくサービスとしてのソフトウェア(これもSaasとかいう新用語だが)を色々紹介している本。
 結局クラウド・コンピューティングって、繋ぎ先がインターネットだという事。でまぁその先が単一サーバーかもしれないし、Googleの様な巨大なサーバー群なのかは利用者は気にしてない、と。

 自分はネットは毎日利用しているけどそんなヘビーユーザーでもないので、まぁあまり関係ないかなとは思いつつも世の中でそんな事が出来るようになっているんだ、と知識を仕入れる事が出来たのは良かったです。自分が持ってるPHSが高速回線対応になったらもしかしたら変わるかもしれない。

2009/03/08(Sun)


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