日々（読書履歴）

『ミッドナイトレストラン7to7　(１～３)』胡桃ちの作、芳文社

　こちらの著者の作品も好きで全部とまではいかないにしろ結構な割合で持っている。３巻が最近出て、試しに１巻買ってみたら面白かったので３巻まで買ってしまった。
　もとホストの店長など個性の強いキャラによる夜７時から朝７時まで営業のレストランで繰り広げられる物語。
　これまた美味しそうな料理やお菓子がふんだんに出てくる。パティシエ役だからという訳ではないが、マサがキャラ的には一番好き。画像は３巻。
　もしも現実に存在したら、一回ぐらい行ってみたい。働きたくは無い（笑）。自分もキャラ強いとは言われるがこれの登場人物に比べれば1/100ぐらいだ。ちなみに労働条件的にも働きたくない。

2005/12/27（Tue)

『レッツ・ゲット・ハップ』有馬しのぶ作、バンブー・コミックス

　私が大好きな四コマ漫画家の一人有馬しのぶの昔の作品のコミック化。連載開始は１０年前。連載終了からコミックになるまで８年もかかったわけか。ちなみに彼女の作品は大体持ってる（はず）。
　話はというと、田舎のハーブ園で繰り広げられるオーナー夫妻と３人娘（と後に３人男）のコメディ４コマ。
　話の雰囲気は著者のものをもっていて、この作品は美味しそうな食べ物がよく出て来て、それも好き。

　一つ言わせてもらえば、もっと表紙凝ろうよ。という事か。わざとシンプルにしているのだろうけど、著者のファンしか買わないよな、この表紙だと。

2005/12/23（Fri)

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『だめんずうぉーかー５』倉田真由美作、SPA文庫

　最近は朝のニュース番組にもコメンテーターとして出演しているほどの人気作家の有名作。
　駄目な男たちを渡り歩いてしまう（引っかかり続けてしまう）女性たちの話。この巻では結構反撃している女性もいて、ちょっと安心した。１巻あたりの出演者の場合、これだったら俺のほうが幸せに出来る、とか思うが、この巻で出てくる女性はちょっとそんな気にはなれなかった。あと巻末付録の書き下ろし漫画は結構良かった。
　あと、羊とエイの話が興味深かった。自分もあと１５年程若ければ挑戦してみたい。しかしエイの場合呼吸はどうするのだか。

2005/12/18（Sun)

『2001年宇宙の旅』アーサー・C・クラーク著、ハヤカワ文庫

　超有名SF作品。実は今まで読んだこと無かった。映画もあるらしいが、こちらも見た事無かった。コンピューターの話でよく出てくるHALとはここが出典らしい。しかし、未来を書いた小説をその年より後に読むってのも妙な気分だ。そういえばドラえもんや鉄腕アトムの誕生日って来たんだっけな来たんだっけな？
　とりあえず私の様に詳細を知らない人の為にあらすじを書く。

　人類がまだサルだった時、ある黒色石版がそれらの前に現れる。その石版は透明になり、サルであるヒトを操り、道具を使うことを覚えさせた。そこから急速に人類は発達する。そして現代。月面や宇宙に人工基地が作成される時代。月面からある石版が発掘（？）される。

　人工冬眠しながら土星に向かう宇宙船。そこにはHALという人工頭脳コンピューターがあった。しかしHALが異常を来たし宇宙船は一人だけで進むことに。そして到着先である土星で見たものは？・・・そして月面で発見された石版との関係は？

　という話。最後は結構哲学的なので、宇宙に興味が無い人は結構難しいかも。ちなみに私には難しかったです。

2005/12/13（Tue)

『ジャッカルの日』フレデリック･フォーサイス著、角川書店

　舞台はドゴール大統領がフランスの大統領の時代。大航海時代の代償である植民地政策文化。フランスの支配した土地の一つにアルジェリアがある。時の流れとして、その支配権を手放す方向にいくが、どこの国にもいつの時代にも極端な思想を持つ人がいる。その時のフランスも然り。フランスの栄光を後退させる様な事をするドゴール大統領を暗殺する計画がでて来る。
　いままでも数回襲撃を行ったが失敗。そして次にとった手段はプロの狙撃手を雇うこと。そして・・

　という感じで話が進む。着々と準備を進める狙撃手とじわじわと情報を集め狙撃手に迫ろうという公安。さすがに著者の地位を確立した小説だけあって面白かったです。ちなみに図書館で単行本で借りました。画像は文庫。
　なんかDVDにもなっているらしい。

2005/12/10（Sat)