2005年5月

『地球樹の女神（9）』平井和正著、徳間書店

　落ちた先（？）には女神が待っていた。そこで過去の記憶がよみがえり色々な話をして戻ってくる。そしてここの話は終わり。そしてこの旅行（？）に同行した人にも特殊な力がついたらしい。
　で、こんどはアメリカの砂漠の立ち入り禁止区域のどこかで遭難があり軍が出動。そこで奇妙な全裸の人間が出没。追尾したところ、洞窟に逃げ込んだ。そこに入り込んだ軍人及び大統領補佐官がみたのは１巻で行方不明になった豪華客船だった。
　やっと出てきた豪華客船。やっとなんか話が盛り上がってきそうな予感。

2005/05/21（Sat)

『あぶく銭師たちよ！　−昭和虚人伝−』　佐野 眞一 著

　会社のＳさんに借りた本。しかし会社の人にＳイニシャルの人多いな。エグい方法でのし上がって（その後堕ちたりして）いる人の人生とその手法を紹介。これを読むと、やはりまともな方法だけでは急成長なんてキツイのね、なんて思ってしまう。もちろん本当にヒット商品を出して成長する所もありますが。

　具体的に言うとリクルート社長、地上げ屋、代々木予備校、細木数子、鹿内親子、斎藤都世子。とりあえず自分の子供は代々木予備校には絶対通わせまいと思った。細木数子のエグさも知れました。で、あのフジテレビの騒動の時にちょっと出てきた鹿内家の話なども。

2005/05/21（Sat)

『社長のための失敗学』　畑村 洋太郎 著

　会社のS君に借りた本。前に同著者の『失敗学のすすめ』を読んだ事はあるが、こちらはちょっと毛色の違う作品。『失敗学のすすめ』が「失敗学」という学問に関して主に科学技術を主に進めたもの。こちらは各種社長がどのような失敗を経て現在どうしているかを語っている実践本というか紹介本というかドキュメント本というか。それを失敗学という学問から見てどうかをコメントしている形。もちろん会社社長でなくても人生における失敗学として勉強できる。

2005/05/15（Sun)

『だめんず・うぉ〜か〜（3,4）』倉田真由美　著

　なぜかダメな男（だめんず）に惚れて（だまされて？）しまう女性たちのストーリー。最初はなんて不幸な女性たちだと思っていたが、最近は”この女性たちはもうそんな駄目な男じゃないと刺激が足らずに満足しないんじゃ？”と疑問に思う今日この頃。もちろん中には変な男につきまとわれたと思われる女性とかいるけど。
　４巻に中村うさぎの元夫の話が出ていた。暴力夫だったという話は知っていたが、”あんな浪費されたら俺でも暴力夫になるわ”とか思っていたが、どうやら夫の方も危険人物だったらしい（中村うさぎとは激しい浪費生活をネタにした「ショッピングの女王」で有名な文筆家）。

　そういえば、この本にてホスト営業に「色恋営業」「身体営業」の他に「オラオラ営業（命令形で営業をかけ断れないタイプの女性を落とす）」がある事を知った（2005/05/15追記）。

2005/05/10（Wed)

『モンキー・パトロール（６）』有馬しのぶ　著

ちょっと漫画も紹介することにしました。実は読んだのは先月。有馬しのぶという作家が好きで、本来だったら存在すら知らないはずの女性向け漫画雑誌に連載されているこの漫画を知りました。
　おやじギャル（？）のヤイチ、幸せに慣れていない尽くす女の香織、フェロモン爆発のすずという３人の女性が繰り広げるギャグ漫画（だと思う）。
　ダメ男と香織がようやく別れることになって安心していたのに、最後ではまた復活しそうな雰囲気。それとは別に一波乱ありそうなすずまわり。単行本に納まる部分を計算しているとしか思えないこの終わり方。７巻は多分１年後ぐらいか。ぬぅ。

2005/05/02（Mon)

『地球樹の女神（8）』平井和正著、徳間書店

　とにかく、目的地（一丁桜）まで着いた。しかしそこには自衛隊員が武器を持って入山（？）を阻んでいる。しかし普通の自衛隊員ではなさそう。実は主人公の事を快く思っていない人物がマインドコントロール（遠隔操作）していた。それを見抜きなんとかして（はしょりすぎか）、目的地へ進む。進む途中にも不思議な事が起こる。
　そして目的の一丁桜へたどり着くが、そこでは重要人物が次から次へと出てくる。というか主人公がその世界へ連れて行かれる。前に登った山で手に入れヒロインの一人に渡した玉は元々主人公が持つべきものという。その他色々知らされもとの世界に帰って来る。が、急に足元に穴が開き無重力落下状態に・・・

2005/05/02（Mon)