2005年1月
『地球樹の女神（3）』平井和正著、徳間書店
という事で、続き。予想通り、男主人公＋ヒロイン多数という構図らしい。これだけ各種美女がまわりに集まってくるのはときめきメモリアル（注：やった事は無い）ぐらいしか考えられない。啓示を受けて豪華客船が消えた現場に行くと謎の女性が漂流していて救助。しかしなんかあやしい。
そして、話とは全然関係ないが、４巻だけハードカバーでない、という事を前言ったが、続きにとりかかろうとこの本の内容確認してみたら、実は３巻の内容だった。新書大の大きさの方は一巻における話の長さが違うらしい。という事で、ネット古本屋で４巻を購入。定価より高い古本購入は初めてと思われる。
『ヤクザに学ぶ恋愛交渉術』山平重樹著、幻冬社アウトロー文庫
実はこのほかにも『ヤクザに学ぶ指導力』、『ヤクザに学ぶ決断力』という本も読んでいる。他の３冊は少しだけでも参考にする部分はあったけど、これはほとんど無い気がする。読み物として読むだけという感じ。ヤクザでももてるのは上の方だけだと思われ。
2005/01/30（Sun)
『地球樹の女神（２）』平井和正著、徳間書店
という事で、続き。１巻ではＳＦじみた人は一人だけ（女主人公）で、ほかは経歴その他が特殊な人、というイメージだったけど、２巻に来て、だんだんＳＦじみた人が増えてきた気がする。男主人公の正体（？）の話と女主人公が誘拐されたのを助ける話がメイン。１巻では女主人公の方がメインと思ってたけど、実は男主人公の方がメインなのか？と思わされる巻だった。次巻ではどうなるのやら。
『銀行大統合−小説みずほＦＧ−』高杉良著、講談社文庫
経済小説。題材は副題にもあるみずほ銀行誕生話〜一応安定するまでの話。みずほ銀行の時も国有化の動きはあったけど、統合前も結構危なかったらしい。で、社会現象になったみずほのシステム障害の話も出てくる。あのシステム障害の時も色々と裏ではあったらしく、みずほ銀行を使っている人からしてみればどっちでもいいからちゃんと使えるようにしろという感じだろう。そういえば去年（2004年）システム統合処理が完了したというニュースがあったな。これでシステム系保守費用が軽減されるので攻めの体制に行くとか何とか。
解説の中で、日本興業銀行の一人が銀行員としては特殊な人でその人がリーダーシップを取ったからという話があったが、そんな人がその魑魅魍魎という話の銀行の中でトップになれたのか不思議でもある。そんな人は魑魅魍魎達に即刻つぶされそうなのだが。
2005/01/16（Sun)